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一酸化炭素中毒にご注意

最終更新日: 2015年9月18日

ガスを安全にご利用いただくため、一酸化炭素中毒にご注意を

安全にガスをお使いいただくため、一酸化炭素中毒に十分ご注意ください。

一酸化炭素は少量でも危険です!

色もニオイもないけど、毒性はつよい!

  • 無色・無臭で気がつきにくく、毒性がつよく、少量でも大変危険です。
  • 軽い中毒は風邪ににていて、気づくことがおくれる場合があります。
  • 頭痛・吐き気がしたら要注意。手足がしびれ動けなくなることがあります。
  • 重症になると、脳細胞が破壊されたり、意識不明になるなどして、死に至ることもあります。

空気中の一酸化炭素濃度と吸入時間による中毒症状

0.04%   1~2時間で前頭痛や吐き気、2.5~3.5時間で後頭痛がします。

0.16%   20分間で頭痛・めまい・吐き気がして、2時間で死亡

0.32%   5~10分で頭痛・めまい、30分で死亡

1.28%   1~3分で死亡

給排気設備や使用方法について

排気筒の不具合や誤った使用は、不完全燃焼となり一酸化炭素が発生し、一酸化炭素中毒の原因となります。給排気設備とは、ガスの燃焼に必要な空気を補給し、排気ガスを屋外に排出する設備のことです。具体的には、給排気筒(煙突)や、給気口などのことで、この設備に不備があると、ガス機器が不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒の原因なる恐れがあります。また、ガス器具の誤ったご使用も不完全燃焼による一酸化炭素中毒の原因になる恐れがあります。

このようなガス器具をお使いのお客様に

・不完全燃焼防止装置がない浴室内設置の風呂釜
・不完全燃焼防止装置がない大型湯沸器

(いずれも屋内の空気によりガスを燃焼させ排気筒で屋外に排出する機器)

浴室や室内の換気口、給気口をふさぐと給気不足になり、不完全燃焼を起こす可能性があるため、絶対にふさがないでください。安全に使用するためには、十分な換気が必要です。
シャワー使用中や入浴中の追い炊きをしているときはとなりのキッチンの換気扇などは絶対に使用しないで下さい。もしご使用になると、排気が逆流して新鮮な空気が不足し、不完全燃焼を起こし一酸化炭素中毒を起こすことがあります。

危険な給排気設備について

●煙突が外れている。穴がある。 ●鳥の巣や異物がある。
●煙突が細くなっている。 ●給気口がふさがっている。

これらのようになると、排気ガスが滞留したり、逆流するなどし室内の酸素不足でガス機器が不完全燃焼を起こし一酸化炭素が発生することがあります。

一酸化炭素中毒事故を防ぐには

  • 屋外式のガス器具への交換
  • 不完全燃焼防止装置が取り付けられているガス器具への交換
  • 一酸化炭素警報器の取り付け
屋外式ガス機器排気筒の設備が必要なく、
屋内のスペースも有効に使えます。
ガス風呂釜は浴そうから離れたところでも
設置できる設置フリー型もあります。
複合型警報器・ガス漏れ

・不完全燃焼

・火災

危険をランプと音声または
ブザーで知らせます。

新しいお住まいを予定されているみなさまに

  • ガス風呂釜はなるべく屋外に設置することをお考えください。
  • 浴室内に設置する場合は自然排気式ガス風呂釜以外ののものを設置してください。
  • ガス瞬間湯沸器を設置する場合は、なるべく屋外に設置してください。
  • 屋内に設置する場合にあっては、密閉燃焼式のもの又は不完全燃焼防止装置付を設置してください。

風呂釜や湯沸し器の交換や新たな取付や一酸化炭素警報器についてはガス課までご相談下さい。

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