最終更新日: 2021年6月4日
令和3年6月1日に、食中毒注意報が発令されました。
気温が高くなるこの季節は、細菌の活動が活発になり、細菌を原因とする食中毒が多く発生する季節です。特に、肉の生食、加熱不足によるカンピロバクター、腸管出血性大腸菌O157等の食中毒に注意が必要です。
そこで、県は、食中毒の予防対策を徹底するよう注意喚起するため、「食中毒警報等発令要領」に基づき、6月1日に「食中毒注意報」を発令しました。
食中毒予防の三原則は「細菌を付けない・細菌を増やさない・細菌をやっつける」です。
次のことに注意して、食中毒を防ぎましょう。
☆細菌を付けない
・調理する前、食事の前には、必ず手を洗いましょう。
・生肉には食中毒の原因菌が付いていることがあります。焼肉をするときは、生肉を扱う箸と、食べる箸を使い分けましょう。
☆細菌を増やさない
・冷蔵庫は10℃以下に、冷凍庫は-15℃以下に保つよう温度の管理をしましょう。
・調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置するのは避けましょう。
☆細菌をやっつける
・肉や魚など加熱する食品は、中心部まで十分に加熱しましょう。(75℃、1分以上)
・肉や魚など生ものを扱った調理器具類は、その都度、熱湯などで消毒しましょう。