最終更新日: 2023年4月5日
一旦正常に発達した認知機能が何らかの原因で低下し、もの忘れや周囲の状況が分からなくなる見当識障害、理解力・判断力の低下があるために日常生活・社会生活に支障をきたすようになった状態のことをいいます。国内の認知症の人の数は増え続け、2025年には認知症の人は約700万人前後になり、高齢者に対する割合は、約7人に1人から約5人に1人に上昇することが見込まれています。長南町でも同様に認知症の人が増加傾向です。
認知症への理解を深めるための普及・啓発、認知症の方やその家族にやさしい地域づくりを目指し、以下のことに取り組んでいます。
・認知症学習会(住民の方向け、介護職の方向け)
・長南町認知症サポート医による「もの忘れ・認知症相談会」
・認知症初期集中支援チーム
・認知症ケアパス
・長南町見守りネットワーク
・認知症高齢者をかかえる家族交流会
・おしゃべり茶会
・いきいき百歳体操
・認知症サポーター養成講座
最近、気になることが、
〇同じことを何度も話したり聞いたりする
〇物をどこにしまったのか忘れる、分からなくなる
〇料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
このようなことはありませんか?
認知症ケアパス内に「認知症チェックリスト」があります。認知症に気づきやすい身近な家族と一緒にチェックするのが効果的です。
早期発見の3つの良いこと
〇早期治療で改善が期待できるものもあります
〇進行を遅らせることが可能な場合もあります
〇今後の生活について考え、事前に準備することができます
認知症ケアパスの活用により、認知症の進行に合わせた支援情報がわかります。
認知症の予防、認知症になっても安心して暮らし続けられるよう支援します。